元シリア駐在アメリカ大使、「アメリカは、シリア大統領の留任に同意した」
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フォード元シリア駐在アメリカ大使が、「テロリストは6年にわたる戦いの末、シリアの体制を打倒できず、アメリカはシリアのアサド大統領の留任に同意した」と強調しました。
(last modified 2025-06-22T07:17:28+00:00 )
9月 07, 2017 20:11 Asia/Tokyo
  • フォード元シリア駐在アメリカ大使
    フォード元シリア駐在アメリカ大使

フォード元シリア駐在アメリカ大使が、「テロリストは6年にわたる戦いの末、シリアの体制を打倒できず、アメリカはシリアのアサド大統領の留任に同意した」と強調しました。

フォード元大使は6日水曜、レバノンのアルマヤーディーン・テレビのインタビューに応じ、どんなアナリストも、シリア東部デリゾールの包囲が破られることを予想もしなかったとし、「サウジアラビアを含むアラブ諸国は、シリアのテロリストの敗北が続いていることを受け、彼らに対する支援を縮小している」と語りました。

アサド大統領

 

また、「シリアのテロリストの支援国は敗北しており、この戦いで勝利したのは、シリア、イラン、ロシア、レバノンのシーア派組織ヒズボッラーである」としました。

シリア軍とその同盟勢力が、5日火曜、デリゾール西部に進出することで、3年にわたるテロ組織ISISによるこの町の包囲が完全に破られました。

シリアでは、2011年、アメリカやサウジアラビア、トルコの支援を受けたテロ組織が、シリアに対して大規模な攻撃を行ったことで、危機が生じていますが、シリア軍は、この数ヶ月、同盟勢力と共に、テロリストに大きな打撃を与えることに成功しています。