有志連合軍の戦闘機の攻撃で、シリア民間人多数が死亡
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アメリカが主導する有志連合軍の戦闘機の、シリア北東部に対する攻撃により、民間人15人が死亡しました。
(last modified 2025-08-16T09:55:59+00:00 )
10月 08, 2017 18:36 Asia/Tokyo
  • 有志連合軍の戦闘機の攻撃で、シリア民間人多数が死亡
    有志連合軍の戦闘機の攻撃で、シリア民間人多数が死亡

アメリカが主導する有志連合軍の戦闘機の、シリア北東部に対する攻撃により、民間人15人が死亡しました。

レバノンのニュースサイト、アルアヘドによりますと、この有志連合軍の戦闘機は7日土曜、シリア北東部ハサカ南部近郊の町を爆撃し、これにより民間人15名が死亡、他多数が負傷しました。

また、6日金曜にも有志連合軍の戦闘機がシリア北部の町ラッカを攻撃し、これにより一家8人が死亡しています。

人権擁護団体の報告によりますと、この2ヶ月間におけるラッカ西部での国際有志連合軍の攻撃で、子供30人を含むシリアの民間人104人が死亡しました。

アメリカとその同盟国は、2014年8月からテロ組織ISISとの戦いを口実に、国連の枠組み外で、またシリア政府との打ち合わせなしにISISに対抗する有志連合軍を結成しました。

この連合軍はこれまでに、ラッカ、デリゾール、ハサカ、アレッポなどのシリアの各地において、多数の民間人を殺害し、同国のインフラを破壊しています。

シリア政府はこれ以前に、国連に書簡を送り、シリアにおける有志連合軍の作戦の停止を求めています。

シリアでは、サウジアラビア、アメリカおよびトルコなどアメリカの同盟国の支援を受けたテロ組織が、シリアのアサド政権の打倒を目的に2011年、同国に大規模な攻撃を仕掛けたことにより危機が発生しています。