サウジアラビア・メッカ近郊で、多神教信仰への嫌悪を示す儀式が実施
8月 20, 2018 19:17 Asia/Tokyo
サウジアラビアの聖地メッカの近郊で、この聖地を訪れた巡礼者らが、多神教信仰への嫌悪を示す儀式の中で、イスラムの敵によるイスラム教徒間の分裂作戦への対抗と、イスラム教徒の団結を強調しました。
20日月曜、メッカ近郊のアラファート砂漠で、イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師による、メッカ巡礼者へのメッセージの朗読により、多神教信仰への嫌悪を示す儀式が行われました。
この儀式にはイランやその他の国からやってきた巡礼者らが参加し、アメリカ、シオニスト政権イスラエルと彼らの同盟国に反対するスローガンを叫び、覇権主義や悪魔の象徴を非難しました。
このメッセージの中で、全ての覇権主義国との妥協が非難されています。
19日日曜夜からは、300万人近い巡礼者がアラファート砂漠に向かっており、およそ1日間の滞留の後、20日午後に、メッカに向けてこの地を出発することになっています。
巡礼者らはまた21日火曜、サウジアラビアで開催されるイスラム教徒の祝祭・犠牲祭と同時に、メッカの東部近郊のメナーに移動し、23日木曜までここに滞留して、悪魔の象徴への投石の儀式や生贄を捧げた後、カアバ神殿の周囲を回る儀式のためメッカに戻る予定です。
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