パレスチナで、「祖国への帰還の権利」デモにより240名が負傷
9月 01, 2018 19:52 Asia/Tokyo
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「祖国への帰還の権利」デモ
パレスチナ・ガザ地区で行われた「祖国への帰還の権利」デモにおいて、パレスチナ人240人がシオニスト政権イスラエル軍の銃撃により負傷しました。
パレスチナ情報センターによりますと、31日金曜、占領地イスラエルトガザ地区の国境付近で実施された、通算23回目となる「祖国への帰還の権利」をアピールする抗議行進において、シオニスト政権軍がパレスチナ市民に向けて発砲しました。
パレスチナ保健省は、今回のデモにおける負傷者数を240人と発表していますが、この中には救命隊員1名のほか、10歳の子ども1名も含まれており、この2人は重態となっています。
さらに、負傷者のうち3名はジャーナリストとされています。
今年の3月30日の土地の日に因んで、この日から毎週金曜、ガザ地区の国境付近で「祖国への帰還の権利」を訴えるデモが開催されるようになって以来、現在までに180人以上のパレスチナ人が殉教、ほか少なくとも1万9000人が負傷しています。
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