トルコ外相、カショギ氏の事件捜査に関するサウジアラビアの非協力的な態度について発言
10月 14, 2018 18:16 Asia/Tokyo
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トルコのチャブシオール外務大臣
トルコのチャブシオール外務大臣が、「これまでのところ、サウジアラビアの反政府ジャーナリスト、ジャマル・カショギ氏の失踪に関する調査において、サウジアラビアから協力的な態度は見られていない」と語りました。
IRIB通信によりますと、チャブシオール外相は、「サウジアラビアは協力すべきであり、トルコの関係者がカショギ氏の事件に関して捜査を行えるよう、イスタンブールにあるサウジアラビア領事館に入る許可を与えるべきだ」と語りました。
サウジアラビアの反政府ジャーナリスト、ジャマル・カショギ氏は、最近、婚約者と共に結婚の手続きのためにイスタンブールのサウジアラビア領事館を訪れましたが、この建物から出てきた姿を見られておらず、行方が分からなくなっています。
サウジアラビアは、このジャーナリストは領事館を出た後に行方が分からなくなったと主張していますが、トルコ政府は、「目撃情報によれば、カショギ氏は領事館の建物から出てきていない」と発表しました。
一部の情報筋は、「カショギ氏は拷問を受けて殺害された」としています。
カショギ氏は、サウジアラビア政府による拘束を恐れ、国外で暮らしていました。
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