アメリカの金融企業のトップがサウジアラビアの経済フォーラムの参加を中止
10月 15, 2018 16:34 Asia/Tokyo
アメリカ金融大手のJPモルガン・チェースのジェームズ・ダイモン最高経営責任者が、サウジアラビア・リヤドで行われる経済フォーラムへの参加を取りやめました。
ロイター通信によりますと、14日日曜、JPモルガン・チェースは、声明の中で、ダイモン最高経営責任者は、投資に関する3日間の経済フォーラムへの出席を取りやめたと発表しました。
また、この決定の理由について、サウジアラビアの体制に批判的なジャーナリスト、カショギ氏の失踪事件が影響を与えているかどうかについては触れていません。
ニューヨークタイムズやエコノミスト、ロサンゼルスタイムズなどのアメリカのメディアや新聞記者、投資家は、この失踪事件を受けて、この経済フォーラムへの参加を取りやめています。
多くの国や団体、アメリカの上院議員も、カショギ氏の安否を明らかにするよう求めています。
この経済フォーラムは、今月23日から25日まで行われる予定です。
カショギ氏は今月2日、トルコ・イスタンブールのサウジアラビア総領事館に入った後、行方がわからなくなっています。
一部メディアは数日後、カショギ氏の遺体が切断された形で発見され、そこには拷問の後が見られると伝えました。
カショギ氏は、サウジアラビアとシオニスト政権イスラエルの関係にも反対していました。
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