アメリカ上院議員、「ムハンマド皇太子は去るべきだ」
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アメリカ共和党のリンゼー・グラハム上院議員
アメリカ共和党のリンゼー・グラハム上院議員が、厳しい発言を行い、サウジアラビアのムハンマド皇太子が、サウジアラビアの反政府ジャーナリスト、ジャマル・カショギ氏の殺害に関与したとし、皇太子の座を退くよう求めました。
グラハム議員は、16日火曜、フォックスニュースのインタビューで、カショギ氏がイスタンブールのサウジアラビア総領事館で殺害されたとする事件に触れ、「サウジアラビアでは、ムハンマド皇太子が知らないところで事件が起こることはない」と強調しました。
また、ムハンマド皇太子を批判し、「ムハンマド氏が皇太子を務める限り、私がサウジアラビアとつながりを持つことはない」と述べました。
この他、ボブ・コーカーやロバート・メネンデスといった上院議員も最近、カショギ氏をめぐる事件に注目し、アメリカ政府によるサウジアラビアへの真剣な対応と、サウジアラビアへの武器輸出の禁止を求めました。
こうした中、トランプ大統領は、サウジアラビアとの大規模な兵器協定の維持を強調しており、最近の発言では、「カショギ氏の殺害は、恐らく上層部の指示ではなく、独断で行われたものだ」と主張しました。
一部の情報筋は、トランプ大統領は、今回のムハンマド皇太子による犯罪の隠蔽のために賄賂を要求したと伝えました。
ジャマル・カショギ氏は、今月2日、イスタンブールにあるサウジアラビア総領事館を出た後に行方が分からなくなっています。
一部のメディアは、カショギ氏は領事館内で殺害されたと伝えました。
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