イラン外務省報道官、「米大統領のイラク電撃訪問は、同国の国家主権への侵害」
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ガーセミー報道官
イラン外務省のガーセミー報道官が、「アメリカのトランプ大統領が、夜間にイラクを電撃訪問したことは、外交慣習に外れた、しかもイラクの国家主権を無視した行動だ」と語りました。
トランプ大統領は今週26日夜、イラクを電撃訪問し、同国西部アンバール州にある空軍基地に到着しました。
今回のイラク訪問はわずか3時間で、トランプ大統領はイラクの政府関係者と会談することなく、イラクを後にしました。
イルナー通信によりますと、ガーセミー報道官は「アメリカやシオニスト政権イスラエルの支援を受けたテロリストを駆逐したのは、地域の国民だった」と強調しました。
また、「地域諸国はまもなく、地域の安定と安全を実現するには、自国、地域、国際面での可能性や能力に依拠するしかないと気づくだろう。そして外国勢力も遅かれ早かれ、地域からの撤退を余儀なくされる」と語りました。
さらに、「トランプ大統領は、就任当初から現在までの、西アジアや世界の情勢や出来事を本格的に思い返すべきだ」とし、「こうした見直しにより、彼は自らに必要とされる教訓を得るかもしれない」としました。
トランプ大統領の今回のイラク訪問は、同大統領がアメリカ軍のシリア撤退を発表した1週間後に実施されました。
トランプ大統領は、テロリストが7年間をかけてもシリアの現体制を転覆できなかったことから、アメリカ軍のシリア撤退を決定しました。
アメリカ軍の多くはここ数日、シリア撤退後にイラクのクルド人自治区に入域しています。
アナリストらは、トランプ大統領のこの決定を、シリアでのアメリカの戦略の失敗を示すものだと指摘しています。
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