マレーシア首相、「イスラエル創設はテロリズムの主な元凶」
7月 28, 2019 03:48 Asia/Tokyo
マレーシアのマハティール首相が、パレスチナ領土略奪の事実を忘却に押しやろうとする国際舞台での動きを批判し、イスラエル創設がテロリズムの主な元凶との見解を示しました。
マハティール首相は、トルコ・アンカラで同国アナトリア通信のインタビューに応じ、パレスチナ問題がメディアで十分に報道されていないことに触れ、「メディアは、イスラエルによりパレスチナ領土がどのように占領されたかに関する情報を開示していない。このため、イスラエルは国際法に反してパレスチナ領土の占領を続行している」と述べました。
また、「現在、イスラム教徒を即テロリズムだとして非難する画一的な見方が存在するが、イスラエルによるパレスチナ領土の略奪や国際法違反こそが、テロリストの活動に追い討ちをかけているのが現実だ」としました。
さらに、「イスラエルというこの占領政権からパレスチナ人の権利を奪還し、パレスチナにおける入植地建設の阻止に向けて、本格的な措置を講じる必要がある」と語りました。
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