シリア政府軍が、北西部イドリブ県ハーンシェイフンを制圧
8月 22, 2019 19:42 Asia/Tokyo
情報筋が、シリア政府軍により同国北西部イドリブ県南部近郊の戦略的都市ハーンシェイフーンが、政府軍に制圧されたことを明らかにしました。
ロシア・スプートニク通信によりますと、シリア政府軍は22日木曜、ハーンシェイフーンを制圧し、現在は、この市がテロリストの占領下にあった時期から残っている爆弾や地雷の除去作業に当たっているということです。
この報道によれば、シリア軍がハーンシェイフーンを制圧したことにより、そのほかの地域も軍事的にはテロリストから解放されているということです。
ハーンシェイフーンは、イドリブ県北部、西部、東部の中軸的な連絡網であり、この町が解放されたことは、シリアの経済の中心としてのアレッポと政治上の首都ダマスカスをつなぐルート再開の第1歩となります。
さらに、政府軍がハーンシェイフーンを制圧したことで、政府軍が北方に進軍し、大きな戦果を上げる道が開けると見られています。
イドリブは、シリア国内でテロリストの占領下にあった最後の県です。
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