イラク・カルバラーのシーア派3代目イマームの霊廟が黒に模様替え
9月 01, 2019 18:18 Asia/Tokyo
シーア派3代目イマーム・ホサインの殉教を悼むイスラム暦モハッラム月の到来に合わせて、イラク・カルバラーにあるイマーム・ホサインの霊廟が、黒に模様替えされました。
モハッラム月1日の前夜にあたる31日夜、さらにこの霊廟にはイマーム・ホサインを慕う数千人の人々が集結し、霊廟のドームの最上部に掲揚されている旗を黒旗に取り替える儀式も実施されています。
この追悼シーズンの到来と同時に、イマーム・ホサインの殉教に特別な思いを馳せる人々がモスクや巡礼地などの宗教施設、さらには自宅の入り口を喪に服するため黒い旗や布で飾り、このイマームの追悼行事を行います。
今年9月1日日曜は、イスラム暦1441年モハッラム月1日にあたります。
イラク・カルバラーの地でイマーム・ホサインとその教友たちが当時の暴君の軍勢を相手に勇敢に戦い殉教を遂げてから1400年近くが経過します。ですが現在も、カルバラーでの出来事の重要性は薄れるどころか、ますますメッセージ性を高め人々の間に広まり、毎年カルバラーの悲劇を追悼する儀式が盛大に執り行われています。
イマームホサインとその教友らは西暦680年、イスラム暦61年モハッラム月10日、カルバラーにて殉教しました。
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