テロ組織ボコハラムがサウジから資金提供

西アフリカ・ベナンの元大統領ニセフォール・ソグロ氏が、アフリカで活動するテロ組織ボコハラムがサウジアラビアから資金提供されている事実を明らかにしました。

ロシア・スプートニク通信によりますと、ソグロ氏は「サウジアラビアとカタールは、チャド湖沿岸数カ国で暴力や流血を引き起こし、治安をかく乱しているナイジェリアのテロ組織・ボコハラムを支援している｣と語りました。

ソグロ氏は今月２日～４日にニジェールの首都ニアメで開催された民主主義促進関連の会合の傍ら、ナイジェリアのメディアTheCableのインタビューに応じ、「ボコハラムに資金提供しているのはサウジアラビアやカタールにいる我々の友人だ。だが、このような状況で我々は果たして友好関係について論じることができるだろうか？」と述べました。

ボコハラムは２００９年以降、ナイジェリアやその近隣諸国で２万７０００人にのぼる人々を殺害、数百万人を難民へと追い込んでいます。

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