10月 19, 2019 21:17 Asia/Tokyo
  • ナスロッラー事務局長
    ナスロッラー事務局長

レバノンのシーアは組織ヒズボッラーのナスロッラー事務局長が、イラクの聖地カルバラーをめざす数百万人規模のアルバインの大行進に言及し、「歴史上類のない行進に、米国、シオニストなど世界の圧制者や覇権主義者は懸念を抱くことになるだろう」としました。

IRIB通信によりますと、ナスロッラー事務局長は19日土曜、シーア派3代目イマーム・ホサインの殉教から40日目のアルバイン(40日忌)の記念日に際し、レバノン北東部の町バールベックで、「数百万人規模の人々が参加するアルバインの大行進は世界で他に類がない。世界各地、ヨーロッパや米国からさえ、この行進に参加するためカルバラーを訪れている」と語りました。

ナスロッラー事務局長はまた、最近レバノンで発生している抗議デモに触れ、「互いが助け合い、国民の経済状況の改善に向けて相応しい措置をとるべきだ」と述べました。

さらに、抗議者たちに向かって、「ヒズボッラーはあなたがたの抗議の声を尊重する。抵抗が国家や国民を見放すことはないが、レバノンに弊害を与えることは許さない」と呼びかけました。

レバノンの首都ベイルートなど複数の都市では、17日木曜から一部の市民が路上に繰り出し、増税などの経済問題に抗議しています。

 

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