イラク大統領、「わが国は他国との戦争の開戦地点にならない」
1月 19, 2020 16:22 Asia/Tokyo
イラクのサレハ大統領が、「わが国はどの近隣諸国とも戦争を始めず、過去を清算する戦いを行うつもりはない」と強調しました。
IRIB通信によりますと、サレハ大統領は18日土曜、イラクの首都バグダッドでヨルダンのアイマン・サファディ外相と会談し、地域における平和と安定の土台を確かなものにする必要性を強調し、「真剣ではっきりとした話し合いに信を置いていくことが、地域の危機の解決策だ」と語りました。
同大統領はまた、「イラクは、地域と世界の平和と安全の強化のための支柱となる決意だ」としました。
米軍は今月3日、イラク・バグダッド空港付近で、イランイスラム革命防衛隊ゴッツ部隊のソレイマーニー司令官とイラク民兵組織ハシャド・アルシャビのアルムハンディス副司令官を無人機で攻撃し暗殺しました。これを受けて、イラク議会は米主導有志連合軍をイラクから撤退させる決議を採択しました。
イラクの国民や政府関係者は、同国からの米軍撤退を要請し続けています。
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