イラク国会議員、「ISISの攻撃はアメリカの仕業」
4月 21, 2020 20:11 Asia/Tokyo
イラク国会の安全保障・防衛委員会のアリウィ委員が、最近同国で起きたテロ組織ISISの攻撃にはアメリカが背後に存在していると語りました。
アリウィ委員は、「イラク各地での最近のISISによる攻撃は、イラク国会で駐留米軍の撤退に関する決議がされた後に起きている」と語りました。
そして、「アメリカは、外国軍をイラク国外に撤退させようとする各政治勢力の決意を恐れている。そのため、ISISを支援し今後のイラク政権に圧力を掛けようと試みている」と続けました。
テロ組織ISISのメンバーは先日、イラク・キルクーク県の2つの村を攻撃し、さらにディヤーラ県ではイラク軍高官を襲いました。
イラクの人々、各政治勢力、また就任したばかりのアルカゼミ首相をはじめとする多くの政府関係者は、駐留米軍撤退を引き続き求めていくことを強調しています。
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