イラク政治組織代表、「イラクの対米協議団の筆頭課題は外国軍の撤収」
6月 10, 2020 03:41 Asia/Tokyo
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イラクからの米軍撤退
イラク政治組織「アル・サディカン」のナイーム・アルアブーディ代表が、同国からの米軍撤退の必要性を強調し、「外国軍の撤収はは、対米交渉に臨むイラク協議団の優先課題の筆頭である」と語りました。
アルアブーディ代表は9日火曜、イラクのニュースサイト・アルマアルーマのインタビューに対し、「イラク国民はこれまでの抗議デモにおいて、外国軍駐留への反対を何度も表明してきた」と述べています。
また、これに関してイラク議会国防安全保障委員会のアルズィヤーディ議員も、「わが国とアメリカの戦略的な合意は、軍隊の撤収という方向に向かうだろう」としました。
アメリカとイラクの協議は、今月10日に実施されることになっており、情報筋によれば、この協議は治安、政治、経済の3つの領域に関するものになる見通しです。
イラク議会は今年1月5日、同国からの外国軍の撤収法案を可決しました。
イラク国民も同月25日、数百万人規模のデモを開催して米軍の撤収を求めています。
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