シオニスト政権首相が、ヨルダン川西岸併合計画の延期に言及 「プロセスが複雑」
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シオニスト政権イスラエルのネタニヤフ首相は、同政権によるヨルダン川西岸併合計画のプロセスが複雑として、計画延期の可能性に言及しました。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
7月 01, 2020 18:27 Asia/Tokyo
  • ネタニヤフ首相
    ネタニヤフ首相

シオニスト政権イスラエルのネタニヤフ首相は、同政権によるヨルダン川西岸併合計画のプロセスが複雑として、計画延期の可能性に言及しました。

アルアーラム・チャンネルによりますと、ネタニヤフ首相は1日水曜に開催された与党リクード党のグループ会合において、「ヨルダン川西岸地区の入植地をイスラエルに併合する問題は、プロセスが複雑だ」と語りました。

その一方で、イスラエル連立内閣でネタニヤフ首相の主要パートナーである「青と白」党のベニー・ガンツ氏は、「今は、併合計画を実行するにはふさわしい時期ではない」と強調しました。

シオニスト政権は今日、ヨルダン川西岸の約30%を併合する計画の開始を予定していました。

ヨルダン川西岸の一部がイスラエルの占領地に併合されることをめぐり、国際社会と占領地内での意見の食い違い受けて、イスラエルのガビ・アシュケナージ外相も、「計画を予定通り実施するのは難しいだろう」と表明しています。

EUのボレル外務・安全保障政策上級代表もまた、ヨルダン川西岸をイスラエルの占領地・パレスチナ領土に併合するというシオニスト政権の決定を批判しています。

オーストリアのアレクサンダー・シャレンベルク外相は先月30日火曜、同国がヨルダン川西岸の一部を占領地域に併合する計画を非難する決定をしたことを発表し、「国際法は常に我々が超えてはならない一線であったし、これからもそうあり続けるだろう」と強調しました。

 

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