サウジ王宮周辺で銃声

7月 21, 2020 21:02 Asia/Tokyo

サウジアラビアの地元筋が、同国首都リヤドにある王宮周辺で銃声が聞こえたことを明らかにしました。

自由・変化運動のインターネットサイトは、「サウジアラビアのサルマン国王がリヤド市内の病院に入院したとのニュース発表を受け、一部の地元筋は王宮周辺で銃声が聞こえた、としている」と報じています。

サウジアラビア政府は、このニュース報道を検閲しているものの、ＳＮＳ上にはこの衝突に関する動画が公開されています。

専門家の多くの注目を集めているのは、サルマン国王が夜、病院に収容されたことであり、一部の政府系機関の職員はＳＮＳに対し、「王宮内に最新鋭の医療設備があるにもかかわらず、サルマン国王は病院に搬送された」と語りました。

この数ヶ月間のサウジアラビアの王族の一部の逮捕拘束、並びにムハンマド皇太子の行動は、現在の状況と決して無関係ではなさそうです。

実際に、サウジアラビアでの争いごとは、王族内での権力掌握をめぐる争いに関係しており、サルマン国王の死亡説も囁かれています。

なお、独立系筋や公式筋はいずれもまだ、この報道に対し承認・否定の反応を示していません。

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