メッカ・カアバ神殿を覆う黒布の交換式が実施
(last modified Thu, 30 Jul 2020 07:52:28 GMT )
7月 30, 2020 16:52 Asia/Tokyo

サウジアラビア・メッカにあるカーバ(Kaaba)神殿を覆う黒布を交換する式典が実施されました。

サウジアラビア国営通信ワスが30日木曜、報じたところによりますと、カアバ神殿を覆っている黒布の交換式は例年通り、イスラム暦ゼルハッジャ月9日に当たる29日夜、実施されました。

この黒い布には、670kg相当の純絹糸、120kgの金糸と100kgの銀糸により、イスラム教の聖典コーランの節の章句が刺繍されています。

今年のメッカ巡礼の儀式は、世界での新型コロナウイルスのパンデミック化により、社会的距離の維持などの厳しい衛生プロトコルを順守する中で開催され、巡礼者の数は例年より非常に少なく、サウジ市民や同国在住の外国人イスラム教徒のみの計1万人ほどとなっています。

 

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