「平和と正義のための連盟」世界会議、罪なき人々への食糧・医薬品制裁停止を強調
「平和と正義のための連盟」世界会議(the International Conference on Alliance for Peace and Justice)の参加者たちが、食糧・医薬品制裁が罪なき人々や女性、子どもの命を危険にさらしているとして、一方的で横暴なこれらの措置を停止するよう求めました。
「平和と正義のための連盟」世界会議の参加者たちは20日日曜、終了声明において、「世界の平和、正義、安全は、不公正、戦争、貧困、病気、政治・経済・文化的覇権、サイバースペースの植民地化、ソフトパワーを用いた戦争、保健サービス享受の不平等といった、増大する脅威や問題に直面している」と指摘しました。
また、世界の正義を求めるすべての人々と歩みを共にすることを表明し、法的概念としての平和と正義の確立に際し、公正な平和という文化は重要であるとして、平和、友好、公正を生み出し、さらに差別、不公正、非安全と立ち向かう中での、文化が果たす中心的役割を強調しました。
そして、パレスチナ、シリア、バーレーン、イエメンやその他の世界諸国の人々に対する非人道的行為や暴力、さらにこれらの国々に対する一部の外国政府の介入を非難し、それらの行為が基本的人権を明らかに侵害しており、地域や世界の平和に対する深刻な脅威となっているとしました。
NGOイスラム世界平和フォーラム(The Islamic World Peace Forum)が、19、20の両日にウェビナー形式で開催した「平和と正義のための連盟」世界会議では、世界の国々の数十人の思想家たちが見解を発表しました。
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