ISISが、イラク首都西部を攻撃
11月 09, 2020 17:11 Asia/Tokyo
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ISISが、イラク首都西部を攻撃
情報筋が、イラク首都バグダッド西部が9日月曜未明にテロ組織ISISに襲撃されたことを明らかにしました。
レバノンのアルマヤーディン・テレビは、ISISの要員らがバグダッド西部にあるイラク軍の監視塔の1つを攻撃した、と報じています。
また、この攻撃で少なくとも11人が死亡しました。
イラクでは、国内のISISが敗北したにもかかわらず、このテロ組織の一部のメンバーが同国各地に潜伏しており、散発的にテロ活動を行っています。
ISISは2014年、アメリカや、これに同盟するサウジアラビアなどのアラブ諸国や西側諸国の軍事・資金援助を得てイラクを攻撃し、同国の西部と北部の広範囲な地域を占領するとともに、数多くの犯罪を引き起こしました。
これに伴い、イラクはイランに対し、テロ対策における支援を要請していました。
イラク軍は、イランの軍事顧問の支援を得て2017年11月17日、ISISの国内最後の拠点となっていたイラク西部アンバール州の町ラワの解放に成功しました。
ラワの解放により、イラクでのISISの活動は事実上終結したことになります。
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