サウジが、数百万ドルを使いナイジェリアの著名なイスラム聖職者殺害を計画
(last modified Thu, 17 Dec 2020 08:47:00 GMT )
12月 17, 2020 17:47 Asia/Tokyo
  • ナイジェリアの著名なイスラム教シーア派聖職者
    ナイジェリアの著名なイスラム教シーア派聖職者

ナイジェリアの著名なイスラム教シーア派聖職者で同国イスラム運動の指導者でもあるイブラーヒーム・ザクザキ師の弁護士が、「サウジ政権が、ナイジェリア政府関係者に数百万ドルの賄賂を払い、ザクザキ師暗殺を企んでいる」と述べています。

タスニーム通信によりますと、同弁護士は、ナイジェリアのブハリ大統領がアメリカやシオニスト政権イスラエル、サウジ政権からザクザキ師暗殺を命じられているとしました。

そして、ザクザキ師の健康状態は非常に悪く、誰も同師の最新の状況を情報を把握していないとして、「その理由は、ザクザキ師が2015年から強制的に自宅軟禁状態に置かれていることにある」と指摘しました。

ザクザキ師とその夫人は2015年12月13日、政府軍がナイジェリア・ザリヤ市内の宗教施設を攻撃した際に逮捕されました。

ナイジェリア軍は逮捕の日、ザクザキ師自宅やこの施設前の人々の集団に向けて発砲し、これにより同師の子息3人を含む数百人が殉教しています。

ナイジェリア政府はこれまでに、様々な理由をつけてザクザキ師夫妻の解放を阻み、同師に治療を受ける機会すら与えていません。

この数か月、ザクザキ師の健康状態は思わしくなく、複数の人権組織が繰り返し同師の解放を求めています。

ザクザキ師は、これまでに受けた拷問や、体内に残る多数の銃弾による鉛中毒のために、幾度となく病院に運び込まれています。

 

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