サウジ首都で爆音が発生
1月 23, 2021 20:44 Asia/Tokyo
複数のメディアが、サウジアラビアの首都リヤドで爆発音が聞こえたと報じました。
ファールス通信によりますと、リヤド市内で23日土曜朝、大きな爆音とともに地面が振動しました。
この爆発は、サウジのミサイル防衛システムが、イエメンから発射された弾道ミサイルを追跡し、破壊したものによると見られています。
サウジの活動家とインターネットユーザーは、爆発からの煙の写真をソーシャルメディアに投稿しました。
一方、カタール衛星通信アルジャジーラは、サウジの防衛システムがリヤド上空で発射されたロケットを捉えて破壊した、と報じています。
なお、サウジアラビアの公式筋はこれまで、この爆発に関する報告を発表していません。
サウジ主導アラブ連合軍がイエメンを軍事攻撃し、民間人を襲撃した報復として、イエメの政府軍と義勇軍は、弾道ミサイルでサウジ領土の深部に攻撃をしかけています。
サウジアラビアは、アメリカ、アラブ首長国連邦、その他のいくつかの国の支援を受けて、2015年3月からイエメンへの軍事侵攻を開始し、全面的に同国を封鎖しています。
この戦争により、これまでに1万6,000人以上のイエメン人が死亡したほか、数万人が負傷し、さらに数百万人のイエメン人が住む家を失い難民化しています。
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