イスラエルの専門家、ディモナ原発の事故の発生を警告
4月 28, 2016 20:41 Asia/Tokyo
シオニスト政権イスラエルの専門家が、ディモナ原発における事故の発生について、警告を発しました。
イスラエル原子力委員会の元メンバーは、シオニスト政権のラジオ局のインタビューで、1500件以上の技術的問題により、ディモナ原発の稼動停止を求めました。
この専門家は、ディモナ原発は長年にわたって使用され、老朽化していることから、その稼動の継続はネゲブにおけるアラブ系の住民とこの地域の自然環境にとっての脅威だとしました。
また、シオニスト政権の議員はこの政権の関係者はディモナ原発の事故の発生の可能性と、ネゲブのアラブ系住民の生活に対する責任があるとして、この原発の速やかな停止を求めました。
放射能漏れや爆発、ガンなどの罹患の危険性については、何年も前から、ディモナ原発関連の作業員などが警告しています。
これまでこの原発の作業員数名は、治療不能な難病に罹患しています。
シオニスト政権は200発から400発とも言われる核弾頭を保有しています。
シオニスト政権はアメリカの支援により、NPT核兵器禁止条約に署名していません。
ディモナ原発は1950年代末に、イスラエルの要請と、ドゴール政権時代のフランス政府の支援を受けて、占領地に建設されました。
老朽化したディモナ原発からの放射能漏れに対しては、エジプト、ヨルダンも抗議しています。
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