パレスチナ首相、「国際社会はイスラエルの入植地建設を止めるべき」
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パレスチナのシュタイエ首相が、国際社会やアメリカ新政権に対し、シオニスト政権イスラエルの入植地建設計画を阻止するよう求めました。
(last modified 2025-08-16T09:55:59+00:00 )
2月 16, 2021 16:09 Asia/Tokyo
  • イスラエルの入植地建設
    イスラエルの入植地建設

パレスチナのシュタイエ首相が、国際社会やアメリカ新政権に対し、シオニスト政権イスラエルの入植地建設計画を阻止するよう求めました。

アラビア語紙ライアルヨウムによりますと、シュタイエ首相は15日月曜、週次閣議において、シオニスト政権がパレスチナ・ヨルダン川西岸で1万2000戸からなる入植地の建設を計画していることを非難しました。

この入植地は、他のシオニスト居住地域とつなげられ、占領されているパレスチナの聖地ベイトルモガッダス・エルサレムをアグワール地区から、またヨルダン川西岸北部を南部から分断することになります。

シュタイエ首相は、「シオニスト入植者らがパレスチナ人に対するテロ活動を激化させている。最近もパレスチナ人2人を車で轢死させただけでなく、各地の数多くの街や村において、パレスチナ人所有地への侵害・攻撃を増加させた」と説明しました。

そして、「シオニスト政権イスラエルの行っているあらゆる権利侵害は、国際法と人権関連法に基づけば、特にパレスチナ人から住居を奪い難民化させる行為が戦争犯罪にあたるため、国政刑事裁判所に付託されるだろう」と強調しました。

国連安保理は、2016年12月23日に採択した決議2334号で、イスラエルに対し、占領するパレスチナ領土での入植地建設活動のすべてを、早急かつ完全に停止するよう求めています。

 

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