サウジ政府が、石油施設が攻撃された事実を認める
サウジアラビアが、イエメン武装軍の大規模な作戦により自国領内の国境から離れた地域にある石油施設が攻撃された事実を認めました。
サウジアラビア国営通信の正式な発表によりますと、同国国防省のアルマーリキー報道官は7日日曜、イエメン軍によりサウジアラムコ社の石油プラント施設と、世界最大の石油積み出し港の1つであるラスアルタヌラ港が攻撃された事実を認め、ラスアルタヌラの石油貯蔵タンクへの攻撃は世界の石油産出地の安全を狙ったものだとしています。
サウジアラビアの報道各社は、同国東部のラスアルタンワラ港の石油貯蔵タンクのひとつが、海側から飛んできたイエメンの義勇軍と政府軍の無人機に攻撃されたと報じました。
イエメン武装軍のヤフヤー・アルサリーア報道官は7日日曜、自国の14機の無人機およびミサイル8発を使用してサウジアラビアの重要な中枢機関や軍事拠点を攻撃したことを明らかにしました。
また、これらの攻撃がサウジ主導アラブ連合軍の行うイエメンへの封鎖・攻撃の激化に対する、イエメン国民の当然かつ法にかなった権利だとしています。
この出来事と同時に、ロイター通信は目撃者の証言として、サウジアラビア東部州の都市ザフラーンで爆音が聞こえたと報じました。
サウジアラビアが主導するアラブ連合軍は、2015年3月から複数のアラブ諸国が集まった連合という形で、米国の支援と暗黙の了解のもと、追放されたハーディ元イエメン大統領の復権を口実に、自身の政治的目的と野心を実現するため、アラブ圏最貧国のイエメンに対して大規模な攻撃を開始しました。この攻撃の結果、イエメンではこれまでに数千人の人々が殺害されています。
特に新型コロナウイルス大流行の最中でのサウジアラビアの軍事侵略により、アラブ圏最貧国のイエメンは、食糧と医薬品の深刻な不足に直面しています。
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