欧州5ヶ国が、イスラエルによる入植地建設停止を要請
May 08, 2021 17:40 Asia/Tokyo
フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、イギリスの5ヶ国は、被占領地パレスチナにおけるシオニスト政権イスラエルの入植地建設の停止を要請しました。
この5ヶ国は共同声明の中で、シオニスト政権に対し、パレスチナ・ヨルダン川西岸における入植者向けの住宅540棟の建設決定を取りやめ、被占領地における入植地の建設拡大政策を停止するよう求める、としています。
この声明ではまた、これらの住宅が建設されば、聖地ベイトルモガッダス・エルサレムを首都とするパレスチナ独立国家の樹立の今後の機会への更なる弊害となるだろう、とされています。
こうした中、パレスチナ自治政府のアッバス議長もEUに対し、入植地建設拡大の停止に向けた占領政権イスラエルへの圧力を継続するよう求めています。
国連決議2334に基づき、イスラエルの入植地建設は違法とされていますが、イスラエルは依然として、パレスチナ人の住宅の破壊と入植地の建設を継続しています。
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