パレスチナが、イスラエルの入植地建設阻止に対する国際機関の責務履行を要請
6月 03, 2021 18:48 Asia/Tokyo
パレスチナ外務省が国連安保理や国際刑事裁判所に対し、パレスチナ領内でのシオニスト政権イスラエルによる違法な入植地建設阻止や、この問題に関する決議の実行義務の履行を求めました。
パレスチナ外務省は2日水曜、声明の中で、「パレスチナ領での入植地の拡大の枠内で、ヨルダン川西岸ラマラ付近で入植者向けの住宅350軒を新設するというシオニスト政権の指導者らの決定を非難しました。
また、「シオニスト政権は、パレスチナ人の住宅の破壊や彼らへの移住強制、入植地の建設といった犯罪に完全に責任がある」としています。
シオニスト政権イスラエルは、パレスチナ・ヨルダン川西岸ラマラ市付近で入植者向けの住宅350軒の新設を公式に開始しました。
イスラエル議会の議長や右派の議員ら数名が1日火曜、ラマラ近郊の入植地ベイトエル(Beit El)でのこの住宅建設プロジェクトの開始式に参列しました。
シオニスト政権の戦争省は最近、これらの住宅の建設に合意していました。
シオニスト政権が入植地の建設を継続する中、国連安保理は2016年12月、決議2334を採択してイスラエルによる入植地の建設継続を非難し、その停止を強調しています。
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