赤十字、「ガザ住民の80%が電気なしで生活」
8月 03, 2021 16:19 Asia/Tokyo
ICRC赤十字国際委員会が行った調査で、ガザ住民全体の80%が生活時間のほとんどを電気なしで過ごしていることが分かりました。
ICRCがパレスチナ・ガザ地区の人々が必要とする物事に関して行った調査には、同地区に住む18歳以上の357人(男性62%、女性38%)が回答しました。
この調査の結果、ガザ地区のほとんどの人々が冷蔵庫に食糧を保存できず、地域の家庭排水処理施設も機能していないことが分かりました。
調査はさらに、電気がない、もしくは停電が長時間かつ頻繁に起こることが、ガザの人々の精神状態に悪影響を与えている状況も浮き彫りにし、調査参加者の94%が、現在の状況は自身の精神衛生に影響したと答えました。
シオニスト政権イスラエルによる凄惨な攻撃は、ガザ地区のインフラにも損害を与えて、主要な配電線を断裂させました。同地区の一部住民は現在、1日にわずか4~5時間しか電気を使えない生活を強いられています。
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