トルコがSCO加盟に意欲
(last modified Mon, 20 Sep 2021 08:42:08 GMT )
9月 20, 2021 17:42 Asia/Tokyo
  • トルコのエルドアン大統領とロシアのプーチン大統領
    トルコのエルドアン大統領とロシアのプーチン大統領

トルコはここ10年の安全保障・経済上の問題をうけ、SCO・上海協力機構への加盟を真剣に検討するようになりました。

IRIB通信がトルコの首都アンカラから伝えたところによりますと、同国のエルドアン大統領が2012年11月23日に提出した計画案と議会によるその承認により、トルコのSCO加盟のための取り組みは実行段階に移りました。

この報道によりますと、トルコは過去10年で、2016年のクーデーター未遂を頂点とする安全保障上の危機や欧米通貨からの影響を受けやすい経済上の圧力により、西側同盟諸国との関係切り離しや東側の諸連合への加盟をより志すようになりました。

一方、同国の一部政党は西側から距離をとることには反対しており、また別の一部政党や政治団体は、地域の連合へ加盟することを政府に至急検討・追求するよう求めています。

トルコは50年以上NATO・北大西洋条約機構の東端の一員であり、EU加盟への西側諸国の同意を待っています。しかし、欧州諸国は今日に至るまで前向きな回答を示していないばかりか、厳しい前提条件をトルコに突き付けています。

 

ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。

https://twitter.com/parstodayj

https://www.instagram.com/parstodayjapanese/

http://urmedium.com/c/japaneseradio

タグ