バーレーン刑務所で、自白を目的に収監された少年に拷問
9月 27, 2021 19:41 Asia/Tokyo
各メディアは、バーレーンの刑務所に収監中の子供たちに対し、自白を目的に拷問がかけられている、と報じました。
カタール国営衛星通信アルジャジーラテレビは、あるドキュメンタリー番組において、バーレーンの各刑務所での少年たちへの拷問や暴力について報じています。
この番組によりますと、これらの刑務所では18歳未満の子供たちは、激しい拷問により、全く身に覚えのないことを強制的に自白させられています。
同テレビ局はまた、国際機関や地元からの報告や文書によれば、2011年2月から2021年8月まで、バーレーンの刑務所では少なくとも607人の未成年者が各種の暴力を受けており、そのうち259人が拷問にかけられ、また124人がが医療過誤に直面している、と伝えています。
バーレーンの反体制派の1つ・アル・ウェファグ運動もこの問題に関して、2011年から2021年までの間にバーレーンで1700人以上の子供が逮捕されている、としています。
バーレーンでは、2011年2月14日から同国のハリーファ政権に対する抗議運動が開始されており、これらの混乱で現在までに数十人が死亡、数千人が負傷したほか、数百人が国籍を剥奪されています。
各人権擁護団体はこれまで何度も、反対派を弾圧したとしてハリーファ政権を非難し、同国の政治体制の改革を求めています。
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