イラク議会選挙;女性97人が当選、シーア派サーイルーン政党連合が勝利
10月 13, 2021 16:26 Asia/Tokyo
先日実施されたイラク国民議会選挙の開票の結果、シーア派指導者サドル師の政党連合「サーイルーン」(変革への行進)が73議席を獲得しました。
第5回イラク国民議会選挙は、今月10日に開催されています。
イラク選挙独立高等委員会の発表によりますと、各政党の獲得議席数の内訳はサーイルーンの73議席を筆頭に、ハルブシ国会議長が率いるスンニー派の新政党「タカッドゥム」が38議席、マリキ元首相が率いる「法治国家連合」は37議席、[イラク決意連合]が15議席、アミリ元運輸相の「ファタハ連合」(征服連合)が14議席、伸展運動イムテダドが9議席、ヒクマ国民知恵連合が2議席、ナスル勝利連合が2議席、KDPクルド民主党が32議席をそれぞれ獲得しました。
有識者の見解では、いずれの政党も単独過半数には達しておらず、連立政権の結成に必要な数の議席を獲得していません。
正式な統計によりますと、今回の選挙への投票率は41%となっており、イラクで実施された過去5回の選挙では最も低くなっています。
また、今回の選挙でのもう1つの重要なポイントは、女性が97議席の獲得に成功していることです。
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