マクロン仏大統領のサウジ訪問に批判
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マクロン仏大統領とサウジアラビアのムハンマド皇太子
マクロン仏大統領がサウジアラビアを訪問し、ムハンマド皇太子をはじめ同国高官らと会談したことが激しい批判に晒されています。
マクロン大統領は4日土曜、2日間にわたるペルシア湾岸諸国歴訪の最後にムハンマド・サウジ皇太子と会談しました。
マクロン大統領はUAE・アラブ首長国連邦への訪問でも、190億ドル相当分の自国製戦闘機「ラファール」の売却契約を発表しました。サウジアラビアでは、同国の国営軍需企業と仏エアバスおよびフィジャック・アエロ社の共同投資を発表しました。
ファールス通信によりますと、欧州議会のミック・ウォレス議員はツイッターに、「サウジは、フランスおよびその他の国の支援と、人権を非常に重視するEUの沈黙のおかげでイエメンの人々を虐殺している。このことを覚えておくべきだ」と投稿しました。
ウォレス議員はその他のツイートでも、「マクロン氏は仏国内での過激派によるテロを懸念していると言っておきながら、その後にサウジアラビアという独裁国家を訪問している。サウジこそテロリストを過激化するために他のどの国よりも画策している。マクロン氏はムハンマド皇太子が信頼に足る人物だと必死に擁護しているが、そのような努力は何ら同皇太子の信頼性には寄与していない」としています。
イエメン政治高等評議会のムハンマド・アリ・アル・フーシ氏はツイッターに、「マクロン氏が欧州各国に対し、フランス自身も参加しているサウジ主導の侵略連合への武器売却継続を求めたことは、イエメンにおける戦争犯罪への加担である」と投稿しました。
サウジ主導アラブ連合は、2016年8月からサヌア空港のフライトのほとんどを妨害しています。
サウジアラビアとその同盟国が引き起こした戦争は、2015年3月から現在までに、イエメン人数十万人を死傷させているほか、400万人の住居を奪っています。
この軍事侵略はイエメン国内インフラの85%以上を破壊し、同国を医薬品や食料の深刻な不足に直面させています。
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