イエメン首都空港がアラブ連合軍の攻撃により破壊=イランプレス撮影
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国際通信イランプレスが、イエメン首都サヌアの国際空港がサウジアラビア主導アラブ連合軍の攻撃を受け、それにより同空港が甚大な被害を受けたと報じました。
(last modified 2025-08-16T09:55:59+00:00 )
12月 22, 2021 18:58 Asia/Tokyo

国際通信イランプレスが、イエメン首都サヌアの国際空港がサウジアラビア主導アラブ連合軍の攻撃を受け、それにより同空港が甚大な被害を受けたと報じました。

アラブ連合軍は21日月曜夜、複数回にわたってサヌア国際空港を攻撃し、これにより、同空港のインフラが大きな被害を受けています。

イランプレスがこの攻撃後に撮影したサヌア空港の写真からは、この空港が甚大な被害を受けたことが見て取れます。

イエメンの情報筋は、サヌア空港は数か月は使用不可能だとしています。

注目すべきは、サヌア国際空港がアラブ連合軍により封鎖され、国際機関による使用の場合のみ、使用許可が出されているということです。

サウジアラビアは、治療のために海外渡航が必要なイエメン人患者のサヌア空港の使用さえも許可しておらず、さらにこの空港を攻撃することで、人道援助がイエメンの人々に行き渡らないよう工作しています。

サウジとその同盟国によるイエメン戦争は2015年3月に始まり、これまでに数十万人のイエメン人が死傷したほか、400万人が難民化しています。

この戦争ではさらに、イエメンのインフラ全体の85%以上が破壊され、同国では食糧や医薬品が大幅に不足する事態となっています。

 

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