シリアが、イスラエルによる攻撃について国連に抗議

シリアのメクダド外相は、シオニスト政権イスラエルによる攻撃について、国連のグテーレス事務総長に抗議の書簡を送付しました。

シオニスト政権の戦闘機は、シリア東部・北西部へのミサイル攻撃を定期的に継続しています。

同政権は９日土曜にもシリアへの空爆を行いましたが、同国の防空システムが西部ハマー県上空でこれを迎撃しました。

シリア国営サナ通信によりますと、同国のメクダド外相は１０日日曜、シオニスト政権イスラエルによる攻撃について、国連のグテーレス事務総長に抗議書簡を送付し、シリアとして「このような攻撃は国際的な安全保障および平和に対する脅威であり、国際法・原則への違反であるとみなす」と強調しました。

その上で、「シオニスト政権を非難しないことが、彼らをつけあがらせ、そのシリア領土への攻撃を助長している。このことはさらに、国連の信頼性や機能に疑問符を投げかけている」としました。

シリア政府は、シオニスト政権とその地域内および西側の同盟国が、シリア政府に戦闘を仕掛けているタクフィール主義テロリスト集団を支援していると、再三表明しています。

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