サウジの石油省と航空会社にサイバー攻撃

イラクの情報筋が、サウジアラビアの石油省と国営航空会社に対しイラクを起点とする広範なサイバー攻撃が行われたと伝えました。

イルナー通信によりますと、イラクの抵抗組織に近いニュースチャンネルとサイトは、ソーシャルメディアにおいて、サウジアラビアの石油省と航空会社が、23日土曜の現地時間21時、「殉教者アブー・ファーズィル・トゥーマル」と呼ばれる作戦の対象にされたと発表しました。

作戦実行者はメッセージにおいて、イエメンでの戦争の終結を求めています。

この作戦名の元になったイエメン人のアブー・ファーズィル・トゥーマル氏は、昨年2月9日に殉教しました。

これに先立つ今月20日、イラクの情報筋は、「シオニスト政権イスラエルのウェブサイトとサーバーに対する大規模なサイバー攻撃が、イラクを起点として2日連続で行われ、同政権のベングリオン空港のサイトが停止することになった」と伝えています。

同日未明にはまた、シオニスト政権の各メディアやニュースサイトにハッカーが大規模な攻撃をしかけ、同政権の主要なテレビ局であるチャンネル9、チャンネル11、および公共放送KANのサイトは、アクセスが遮断されました。

サイバー攻撃は現在、強力で低コストな戦闘の選択肢となっています。シオニスト政権のインフラに対しさまざまな組織がサイバー攻撃を行い、重要な情報へアクセスしてそれを発表したことで、同政権の実態のないサイバー面での虚栄は崩れ去りました。

ラジオ日本語のソーシャルメディアもご覧ください。