サウジアラビア連合軍、国連のブラックリストに
6月 03, 2016 21:20 Asia/Tokyo
国連が、イエメンを攻撃するサウジアラビア連合軍をブラックリストに加えました。
イスナー通信によりますと、国連のパン事務総長は、2日木曜、報告の中で、サウジアラビアが率いる連合軍のイエメン攻撃を強く批判し、イエメンの多数の子供たちが死亡している責任は、彼らにあるとしました。
パン事務総長は、「この連合軍は、戦争の中で子供の権利を無視する勢力のブラックリストに入った」と語りました。
さらに、「イエメンでの衝突の拡大により、子供に対する暴力が恐ろしく増加している」と強調しました。
また、「サウジアラビア連合軍は、イエメンの学校や病院に対する軍事攻撃の責任を負っている」としました。
サウジアラビアは、中東の一部のアラブ諸国と連合し、アメリカの支援を得て、ハーディ元大統領を復権させるため、2015年3月からイエメンに対する大規模な攻撃を開始しました。
この攻撃により、これまでに数百人の女性や子供を含むイエメン人数千人が死傷した他、数万人が住む家を失い、インフラ、サービス、医療施設に深刻な被害が出ています。
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