メーデー；仏やトルコで、労働者の権利を訴えるデモが暴力に発展

一部の国で、メーデーを記念するデモが暴力に発展しました。

ＩＲＩＢ通信によりますと、トルコでは、警察の機動部隊が、メーデーに際してのデモにおいて、数十人の抗議者を逮捕しました。

トルコの当局は、同国イスタンブールの中心部にあるタクシム広場でのメーデーのデモ開催は違法である、としていました。

仏・パリでも、同国の大統領選挙実施から1週間経った後、今回のメーデーのデモも暴動化し、数十の店舗が破壊され、消防士数人が負傷し、少なくとも50人の抗議者が逮捕されています。

さらに、ドイツでは同国のショルツ首相の政策に反対する一部の抗議者は、デュッセルドルフ市内で各労働組合のメンバーらを前に行われた首相の演説会場に集り、スローガンを叫び、ブーイングをするなどして、同首相の演説を中断させようとしました。

ラジオ日本語のソーシャルメディアもご覧ください。