シオニスト入植者らが、聖地内のアクサーモスクに侵入
(last modified Thu, 05 May 2022 09:42:02 GMT )
May 05, 2022 18:42 Asia/Tokyo

シオニストの入植者らが、パレスチナ占領記念日を口実に、同国の聖地ベイトルモガッダス・エルサレムにあるアクサーモスクに侵入しました。

ファールス通信によりますと、シオニスト入植者の複数の団体がこの数日、シオニスト政権イスラエルの独立宣言記念日と称する日にちなみ、入植者に対し5日木曜、アクサーモスクに集結するよう求めています。

シオニスト政権イスラエルは、アクサーモスクの入り口のひとつを開き、入植者の第1団がモスク内に侵入しました。

これに関して、パレスチナ自治政府の政党の1つ・ファタハ運動が出動態勢を宣言し、すべてのパレスチナ人に対し、聖地とアクサーモスクに向かうよう呼びかけています。

英・ロンドン発行のアラビア語新聞、ライ・アルヤウムによりますと、ファタハ組織の声明の中で、ベイトルモガッダス、ジェニンなどヨルダン川西岸の各州への入植者の侵略に対して、国際法に保証されているすべての方法に訴えることで、シオニストの覇権主義に対して対抗する、とされています。

シオニストらは5日木曜、いわゆるイスラエル政府の発足日、すなわちパレスチナ占領記念日にちなんで、イスラエルの旗を掲げてのアクサーモスク内への侵入および、同モスク内でイスラエルの歌なるものの斉唱をもくろんでいます。

イスラエル警察も正式に、同日のユダヤ人占領者であるシオニスト入植者のアクサーモスク集団侵入に同意しています。

聖地内にあるアクサーモスクは、パレスチナ・イスラムの主要なアイデンティティのシンボルとして、常にイスラエルの破壊行為の標的とされてきました。

 


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