英で電気料金値上げ、国内工場の6割が休業の怖れ
(last modified Mon, 05 Sep 2022 05:29:16 GMT )
9月 05, 2022 14:29 Asia/Tokyo
  • イギリスの国旗
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国際ニュースサイト・ブルームバーグが、「イギリス全土でエネルギー価格が高騰しており、国内工場の約60%が休業の危機に直面している」と伝えました。

ブルームバーグは記事において、「 イギリスの製造業団体・メークUKの調査で、製造業者の半数近くが、過去1年間にエネルギー料金が100%以上増加したとしていることがわかった」としました。

メークUKが公表した結果によれば、現在の危機によって企業は重大な選択を迫られており、すぐに支援が行われなければ、生産量を減らすか工場を休業する必要があるということです。

イギリス当局はこの1年間、エネルギー危機への対処を強く迫られたことから、消費者や企業が物価やコストの上昇に対応できるよう、いくつかの支援措置も取られてきました。

その一方、メークUKの調査では、工場の13%が操業時間の短縮、もしくは電力消費ピーク時の稼動停止を行っており、さらに7%が生産を長期間止させているという結果が出ています。

これについてメークUKのスティーブン・フィプソンCEOは、ブルームバーグに対して「(イギリス)新政府による緊急の対処が必要だ。我々は現在、世界の競争相手に遅れをとっている」と説明しました。

 


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