欧州の電力危機、仏エッフェル塔に早くも影響
9月 12, 2022 14:24 Asia/Tokyo
電力・ガス不足の危機により、仏パリで最も人気のある観光名所の一つ、エッフェル塔の夜間ライトアップにも影響がおよんでいます。
冬が近づくにつれ、ヨーロッパでのエネルギー危機が益々深刻化する中、ヨーロッパ市民は依然としてエネルギー不足と光熱費の増大に悪戦苦闘しています。
フランス紙ジュルナル・デュ・ディマンシュによりますと、フランス当局はエッフェル塔の夜間点灯の時間を短縮するとしました。
ヨーロッパで電力・ガス不足の危機が続く中、パリ市のアンヌ・イダルゴ市長は、省エネ計画の一環として、エッフェル塔の消灯時間の繰上げを命じています。
これにより、エッフェル塔を夜の市中で煌々と照らすライト336個は、通常の時刻よりも早く消灯されることになります。
エッフェル塔がフランスを代表する史跡として数多くの観光客を惹きつけていることから、パリ市長のこの決定はフランスの観光業に大きく影響すると見られています。
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