9月 24, 2022 17:48 Asia/Tokyo
  • ウクライナ東部ドンバス地方
    ウクライナ東部ドンバス地方

ウクライナ東部ドンバス地方ザポリージャ(ザポロジェ)および、ヘルソンの2つの地域で、ロシアへの編入の是非を問う住民投票が実施中です。

現在ロシアの制圧下にあるドンバス地域での、ロシアへの編入の是非を問う住民投票は、現地時間の23日金曜朝、開始されました。

ウクライナ領全体の15%を占める東部ルガンスク、ドネツク、ヘルソン、ザポリージャなどの各地域では今月27日まで住民投票が実施されています。

この住民投票は西側諸国から大きく非難されており、ウクライナを支持する西側諸国は、ロシアが今回の投票実施によりウクライナ及び西側との緊張扇動を狙っている、と主張しています。

バイデン米大統領は「ロシアがウクライナの新たな地域を併合すれば、『深刻かつ差し迫った代償』に直面することになる」と語りました。

ロシア外務省のザハロワ報道官は「この国民投票は国際法に完全に準拠しており、自らの将来決定、伝統、文化、信仰を守るための正当な権利を住民に与える」と述べています。

ドネツク・ルガンスク両地域の最新の世論調査によると、これらの地域の住民のほとんどがロシアへの編入を望んでいることがわかっています。

なお、2014年にはクリミア半島が住民投票により、ロシアに編入されました。

 


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