ウクライナ軍が、ロシア編入地域を空爆
10月 05, 2022 20:57 Asia/Tokyo
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ウクライナ軍が、ロシア編入地域を空爆
ウクライナ東部4地域のロシア編入をめぐる署名が行われた後、ウクライナ軍はこのうちの2地域を攻撃しました。
イルナー通信によりますと、ウクライナは東部ドネツクにある刑務所とヘルソン市内のホテルを空爆しました。
これまでにこの攻撃の詳細については、ロシアメディアで報道されていません。
ウクライナ東部でかねてから独立を宣言していたドネツク・ルガンスク両共和国と、ヘルソン、ザポリージャの計4地域のロシア編入は、ロシア議会上下両院とプーチン大統領により5日水曜承認されました。
前日の4日、ウクライナのゼレンスキー大統領は、東部4地域のロシア編入を承認しない政令に署名しました。
ウクライナ東部ドンバス地域では、ロシア編入を問う住民投票が先月23~27日にかけて行われ、投票の結果、87~99%が賛成票を投じました。
プーチン大統領は、これらの4地域がロシアと共通の運命を有し、ロシア領土の一部であると表明しました。その上で、「地域の住民はロシアの一部となることを選択した」と述べました。
プーチン大統領はまた、ロシアは自らの領土を守るためなら、どんな手段でも使うとし、ウクライナに対して戦闘を速やかに終え、交渉に戻るよう求めました。
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