仏で、光熱費上昇への抗議者に警察が暴行
(last modified Mon, 17 Oct 2022 10:13:13 GMT )
10月 17, 2022 19:13 Asia/Tokyo

フランス首都パリで、警察がデモ参加者に厳しく対処し、彼らに激しい暴行を加えました。

国際通信イランプレスによりますと、パリで現地時間の16日日曜、警察が警棒と催涙ガスで市民による反政府デモを攻撃し、これにより多数の抗議者が負傷し、数十人が逮捕されています。

パリのナシオン広場からバスティーユ広場までの2kmにわたる市民デモ行進のルートに沿って、市街戦用の武器を携えた2,000 人以上の機動隊が配備されました。

情報筋によりますと、パリでの反政府デモには約14万人が参加したということです。

また、市民らは18日火曜に再びデモを行い、物価の高騰と経済状況の悪化に抗議する予定です。

フランスでのエネルギー価格の高騰と燃料危機により、市民らがガソリンスタンドに長蛇の列ができるという問題に直面し、これから迎えることになる厳しい冬を懸念しています。

フランスでは今月初旬にも、数万人もの市民が生活費の急激な上昇とインフレに抗議し、自国のNATO北大西洋条約機構からの脱退を要求しました。

 


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