EU上級代表が、米覇権時代の終焉と欧州の影響力低下を認める
10月 22, 2022 15:57 Asia/Tokyo
EUのボレル外務安全保障政策上級代表が、「我々は多極的な世界に住んでおり、米国の一方的な覇権時代は終わった」としました。
ボレル上級代表は20日木曜のインタビューで、「ヨーロッパはもはや世界の意思決定者ではなく、ウクライナでの戦争開始以降は恐怖を感じている」と述べました。
続けて、「私は、ラテンアメリカの反帝国主義感情や、アフリカの反植民地主義感情を理解する」とし、EUはすでに世界的な影響力を持つ一大勢力ではなく、せいぜい経済・技術的なブロックであることを認めました。
これ以前には、ロシアのラブロフ外相も、「米国は、世界を永遠に一極に保ちたいと公言しているが、実際には、状況はそれとは逆方向に進んでいる。世界は多極的なものだ」と述べていました。
タグ