米CDC所長が再陽性、ファイザー製薬投与後に
(last modified Tue, 01 Nov 2022 06:58:56 GMT )
11月 01, 2022 15:58 Asia/Tokyo
  • 米CDC所長が再陽性、ファイザー製薬投与後に
    米CDC所長が再陽性、ファイザー製薬投与後に

CDC米疾病対策センターのワレンスキー所長が、ファイザー社製抗ウイルス薬を投与後に、再び新型コロナウイルスに感染したことが明らかになりました。

ロイター通信によりますと、CDCは31日月曜、ワレンスキー所長が新型コロナウイルス感染に伴う米製薬大手ファイザーの経口抗ウイルス薬「パクスロビド」投与でいったん陰性になった後、再陽性になって自宅で隔離していると発表しました。

ワレンスキー氏は約10日前に軽いコロナの症状になり、パクスロビドの5日間の投与を終了し、隔離期間を経て陰性が確認されていたましが、先月30日に再び陽性反応が出たということです。

なお、予定されていた会議にはオンラインで参加する予定です。

ファイザー社の製造したこの薬剤については、臨床試験でも5日間の投与終了から数日後に再陽性になる事例が報告されています。

実際に、米政権ではバイデン大統領や米国立アレルギー感染研究所のファウチ所長も、感染で同薬を投与した後に同様の再発が起きた例があります。

こうした問題に関して、FDA米食品医薬品局は去る9月、ファイザー対し、最初の5日間の投与後に再発した人に、再び同薬を一定期間投与する臨床試験をするよう依頼していました。

 


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