マラドーナ氏「神の手」ゴールのボール、3.3億円で落札
11月 17, 2022 16:43 Asia/Tokyo
サッカー元アルゼンチン代表のレジェンド、故ディエゴ・マラドーナ氏の「神の手」ゴールのサッカーボールが、3.3億円で落札されました。
フランス通信によりますと、故マラドーナ氏が1986年W杯メキシコ大会のイングランド戦で「神の手」ゴールを記録した試合球が16日、200万ポンド(約3億3000万円)で落札されました。
このボールは、独スポーツ用品大手アディダス製で「アステカ」という名の白のボールで、同試合を担当したチュニジア人審判のアリ・ビン・ナセル氏が所有していたものです。
当時はマルチボールシステムが採用されていなかったため、このボールはアルゼンチン対イングランド戦で90分フルタイムで使用されました。
英ロンドンに拠点を置くスポーツ記念品専門のオークション会社「グラハム・バッド・オークションズ」で出品された際には、最高300万ポンド(約5億円)の落札価格が予想されていました。
なお、半年前には、マラドーナ氏がこの試合で着用したユニホームがオークションに出品され、競売大手サザビーズの予想価格の2倍以上となる714万2500ポンド(約11億8600万円)で落札されています。
元アルゼンチン代表のマラドーナ氏は2020年11月、同国ブエノスアイレスの自宅で心臓発作により死去しました。