ツイッター、反ユダヤ的投稿でカニエ・ウェスト氏のアカウント凍結
12月 03, 2022 19:46 Asia/Tokyo
ツイッターは、反ユダヤ主義やナチズム支持といった内容を繰り返し投稿したとして、米国人歌手のカニエ・ウェスト氏(現在は「Ye」名義で活動)のアカウントを一時的に凍結しました。
IRIB通信によりますと、ツイッターを買収して自らCEOに就任したイーロン・マスク氏は、この件について「最善を尽くしたが、彼は再度暴力の扇動に対するルールに違反した。アカウントは停止だ」と投稿しました。
カニエ・ウェスト氏のアカウント凍結という措置は、EUのデジタル政策担当委員であるティエリー・ブルトン氏がマスク氏と会談し、EUが新たに導入するデジタルサービス法(DSA)への順守を求めた後に取られました。
最近の調査に基づけば、ツイッターの経営権がマスク氏に移って以降、同SNSでのヘイト投稿が減少しているという主張がなされているものの、実際には著しく増加したことが示されています。
デジタルヘイト対策センター(Center for Countering Digital Hate)も報告において 、ツイッターでヘイト内容が投稿される事例が2022年には1日あたり平均3倍になったとしています。
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