プーチン氏、「軍事作戦目的はロシア国民の団結、西側は分断を画策」
(last modified Mon, 26 Dec 2022 05:41:52 GMT )
12月 26, 2022 14:41 Asia/Tokyo
  • ロシアのウラジーミル・プーチン大統領
    ロシアのウラジーミル・プーチン大統領

ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が、西側諸国は「ロシアを分断させようとしている」と非難しました。

その上で、ウクライナ侵攻の目的は「ロシア国民を団結させること」にあると述べました。

フランス通信が26日月曜、報じたところによりますと、プーチン大統領は25日日曜放映の国営テレビのインタビューで、「地政学面での敵がロシア、すなわち『歴史的なロシア』を分断させようとしている」「分断と征服こそ連中が常に達成しようとし、今も狙っていることだ」と主張しました。

また、「われわれの目標は異なる。ロシア国民を団結させることにある」「(ロシアは)正しい方向に向けて行動している。国益や市民・国民の利益を守ろうとしている」と訴えました。

その一方で、ロシアとして和平交渉に臨む用意があるとも改めて表明しています。

さらに、米国ウクライナに供与を約束した迎撃ミサイルシステム「パトリオット」について問われると、「もちろん100%破壊する」と断言しました。

プーチン氏はこれまで「歴史的ロシア」と称する概念に基づき、ウクライナ人とロシア人は「一つの民族」だとの持論を展開し、ウクライナでの特殊軍事作戦を正当なものだと主張してきています。

 


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