メキシコシティで地下鉄同士が衝突、1人死亡・57人負傷

メキシコの首都メキシコシティのシェインバウム市長は７日、市内の地下鉄で同日、電車同士の衝突事故が起き、少なくとも１人が死亡し、５７人が負傷したと発表しました。

米ＣＮＮによりますと、市長の発表では、地下鉄の運転手１人が重傷となっているほか、別の４人が救出されて入院したとされました。

事故現場は地下鉄３号線のララサ駅とポトレロ駅の間だということです。メキシコシティの首都圏は人口が推定２０００万人とされ、市内を走る地下鉄は世界で最も利用者が多い公共交通輸送機関の一つと言われています。

同市の検察当局はＳＮＳで、政府の承認を得て衝突事故の捜査に着手したと報告しました。

同市の地下鉄は２０２１年５月にも、１２号線において高架が崩れて車両ごと路上へ落下する事故が発生して２６人が死亡・数十人が負傷しており、市政府は同年の報告書で、欠陥工事が高架崩落の原因と断定していました。

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